海洋ゴミを減らすために

pra-syurui.jpg
私たちは、日常で、大量のプラスチック製品を、使っています。
レジ袋や、ポリ袋、
ペットボトルや、カップ、トレイ、チューブなどのさまざまな容器
ラベル パーツ etc・・・
軽くて丈夫で、水も通さず、便利なプラスチックが
ゴミとして捨てられると、海洋生物に、深刻な影響を与えているのだそうです。


kawaosen2.gif
  歩道や路上のゴミは、雨が降ると、排水路に押し流されます。
  そして、ゴミとともに、排出された雨水は、最終的に海に流入します。
  あるいは、風で飛ばされてくる、プラスチックごみもあります。
  また、海岸や、海洋に、直接ゴミを捨てる人たちもいます。

collage.jpg海では、漁網やロープ、ビニールなどのごみが
体の一部にひっかかってしまう生き物がいます。
ごみの多くが、プラスチック素材のため
とても丈夫で、はずすことができません。
また、ごみとエサの区別ができずに
間違えて、プラスチックを飲み込んでしまい
こうした誤飲・誤食を繰り返して
ごみが、胃などの消化器にたまり続け
エサを食べることができなくなり
死んでしまう生き物もいます。
方向感覚を失い、川に迷い込んで
死んだクジラを解剖すると
DVDケースの破片を飲み込んだために、胃が裂け、
食事ができない状態だったことが、判りました。
そして、シート状のプラスチック
(ポリ袋やレジ袋など)が、海底等に沈むと
そのごみの下は、有機物が分解されにくくなり
ヘドロ化していきます。

「2050年までに、世界中の海の、プラスチックごみの量は
世界中の海の魚の量を、超えてしまいます。
調査によると、全てのプラスチック製品の32%は
海などの自然環境で、みつかっています。
毎年80万トンものプラスチックごみが、海に投棄され
1分間にトラック一台分のごみが、捨てられているのです。
現在、1500万トンものプラスチックごみが、海にあり、これは、5トンの魚に対して、1トンのプラスチックごみが、ある計算です。
2025年には、3トンの魚に対して、1トンのプラスチックごみになり、そして、2050年には、プラスチックごみの量は、魚の量を超えてしまうでしょう。」

日本では、「海には、浄化力がある。」と言われていますが、もうそのレベルではないようです。
header_our-philosophy.jpgそこで、既に、メルマガでも、お伝えしましたように
皆様にご好評の、テスラ製品のメーカーであり
「地球が、本来の自然のバランスと調和を取り戻すのを、アシストする」
を、企業理念に掲げている、テスラ社は、
「地球が死んでしまう前に、プラスチックの使用を止めなければexclamation」と
製品を入れるプラスチック・ケース(ビニールケース)を、在庫限りとし
順次、紙製に変更することにしました。
やはり紙製は、プラスチックに比べ、強度が弱いため、試行錯誤しておりますが
皆さまのご理解と、ご賛同をいただければ、幸いです。
当店でも緩衝材に、エアキャップなどのプラスチック製品を使用しておりますが、代替を検討したいと思います。


この深刻な環境破壊に
10代の若者が
海洋ゴミ回収システムを、発案しました。
(動画の「字幕」を日本語にしてごらんください。)


今年、いよいよ運用開始されるそうです。
18歳の高校生が開発した「海洋ゴミ回収プロジェクト」が、対馬から始動!
われわれ一人一人にできることは
少しでも、プラスチック製品の使用を減らし
投棄をやめ、回収し
自然や、同じ地球上の生物を、犠牲にしないよう
心がけることではないかと、思います。