若葉の緑が日々、深くなっていき、雑草も生えてくるようになりました。
以前の記事「グリホサート検出」で
除草剤による発ガン性などについて、ご紹介しましたが
新たに、科学者等によって解明された、グリホサートによる腎疾患と致死性
そして、直近のグリホサート訴訟の結果を、ご紹介します。
グリホサートの致死性を明らかにしたスリランカの科学者 最高の科学賞を受賞除草剤の致死性をひた隠す巨大な企業と闘い、世界中の環境と健康を保護するために、医学的な根拠を解明した2人の公衆衛生研究者が、米国科学振興協会より ”2019 科学の自由と責任賞”を受賞することになった。
サラス・グナティラーケ博士とチャンナ・ジャヤスマーナは、母国スリランカをはじめ世界中で、数万人の命を奪っている腎臓病の増加の原因をつきとめていると、死の脅迫を受け、調査が不正だと訴えられた。
結果的に彼らの調査結果は、犯人グリホサートを含む除草剤が、いくつかの国で禁止されることにつながった。
1994年頃から、スリランカの北中部州の稲作農民は、慢性腎臓病に罹り始めた。
この病気のために死亡した人々は比較的若く、糖尿病や高血圧などの慢性腎臓病に関連した病気を患っていなかったという点が、独特だった。
2011年、国の保健省は、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の医師で研究者であるグナティラーケに、この病気の原因を調査するよう依頼した。
当時、ジャヤスマーナは、北中部州のラジャラータ大学で、博士号取得のために、慢性腎臓病の急増を調査するための資金繰りに苦労していた。
彼はカリフォルニア州立大学ロングビーチ校に、グナティラーケの監督下で客員研究員として入学することを決心し、尿、飲料水、米のサンプルを持参していった。
グナティラーケとジャヤスマーナは、モンサントによって販売されている、ラウンドアップのグリホサートで汚染された水が、飲んだ人々の腎臓にヒ素、カドミウムおよび他の重金属を送り込んでいることを発見した。
2014年、彼らはその結果を、国際環境ジャーナル研究誌に発表した 。
同様の腎臓病が、中央アメリカ、北アフリカ、および東南アジアで発生していたので、研究は世界的な注目を集めた。
今日までに、この論文は23,000回ダウンロードされ、64回引用されている。
収益に大きな痛手を負ったグリホサートの販売業者、子会社および輸入業者は、ただでは済まさなかった。
グナティラーケとジャヤスマーナは死の脅迫を受け、
業界から資金提供を受けていた12人の科学者に、調査に不正があると訴えられた。
結局カリフォルニア州立大学ロングビーチの科学調査委員会が、この訴訟を棄却したことで、潔白が証明された。
グナティラーケが率いる大規模な公衆衛生キャンペーンのおかげで、スリランカ大統領は、ジャヤスマーナを理事に任命し、全国腎臓病予防プロジェクトを立ち上げた。
2015年、スリランカはグリホサートの輸入を禁止した最初の国となった。
3年後、スリランカは輸入禁止を解除したが、茶やゴム農園でのグリホサートの使用を制限し続けた。
過去数年間に、グナティラーケは、グリホサートの危険性を議論するために学際的な国際会議を開催し、被害者の家族を助けるために2万ドル以上を集めた。
慢性腎臓病は、少なくとも25,000人のスリランカ人と、2万人の中央アメリカ人の命を奪っている。
「スリランカの貧しく無力な農民に声をかけて、研究、擁護、ネットワーキングおよびコラボレーションを通じ、世界規模の環境運動に発展させました。」と公衆衛生専門家ハナン・オベイディは、賞のノミネートの手紙で書いている。https://sustainablepulse.com/2019/02/04/sri-lankan-scientists-receive-top-scientific-award-for-revealing-lethal-truth-about-glyphosate/#.XNpQdxT7Qr8
命がけで、大企業と闘ってくれた科学者が、いたのですね。
モンサントに約2200億円の賠償命令、除草剤で発ガン 2019年5月14日除草剤「ラウンドアップ」を約30年間使用したことが原因でがんを発症したとして、米カリフォルニア州在住の夫婦が起こしていた訴訟で、同州裁判所の陪審は13日、ドイツのバイエル(モンサントの親会社)には20億ドル(約2180億円)余りの賠償金を支払う義務があると認定した。
ブルームバーグがまとめたデータによると、米国内で陪審に認定された賠償金額としては今年これまでで最高。製品の欠陥を巡るものでは過去8番目の規模となる。
バイエルは除草剤の発がん性を巡る訴訟で3連敗となった。
今回の評決はカリフォルニア州オークランドの州裁判所の陪審が下した。
除草剤を巡る同州での別の2件の裁判では合わせて1億5900万ドルの賠償責任が認定されている。
バイエルはこれら2件の評決を不服として控訴すると表明しており、13日の評決についても同様の措置を取る方針を示した。
バイエルは、米環境保護局(EPA)が先月、除草剤の使用に関する暫定的なレビューで、グリホサートは発がん性ではないというのが世界の主要な保健当局のコンセンサスとなっていると指摘としたことに触れ、今回の陪審評決はこれと全く矛盾すると主張した。
ラウンドアップの製造元は、バイエルが昨年6月に買収した米モンサント。
米国では少なくとも1万3400人がモンサントを相手取った同様の訴訟を起こしている。
原題:Bayer Jury Awards $2 Billion Damages in Third Roundup Trial (1)(抜粋)https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-13/PRGTOD6K50XU01
前回ご紹介した裁判の勝訴の後、ベトナムは、グリホサートの輸入を禁止しています。(枯葉剤の被害国ですね。)
その後、マラウィ、スペイン、マルタ、欧州委員会、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、アラブ首長国連邦、バーレーン、フランス、そしてバイエル社のあるドイツが、グリホサートを禁止、もしくは数年内の禁止予定です。https://sustainablepulse.com/?s=ban+glyphosate#.XNp8eRT7Qr-
一方、日本では・・・
今年もCMが流され、大々的にグリホサート入り除草剤が、売り出されています
「ラウンドアップ」だけでなく、他の除草剤にも、グリホサートが含まれていたりします。
多くの国で、次々に禁止されていくので、日本はますます、格好のビジネスマーケットとなっているのでしょう。
ニューヨークやフランスの最高裁は、「ラウンドアップは生分解性で土壌に蓄積されません」「安全で人や環境への有害な影響を引き起こすことはありません」といった一連の安全性に関する広告を、虚偽広告と判決しています。
その年、雑草のない夏を過ごせても、土壌の微生物は死に絶え、水も汚れ、自然界のダメージは消えず、健康破壊へとつながるのです。
最近、除草剤を使わない除草方法を、目にしました。
4L弱の酢、1.5カップのエプソムソルト、茶さじ2杯のDAWN食器用洗剤で、
写真のように、キレイに除草できるのだそうです。
これなら、自然にも健康にもやさしいかもしれませんね。
それでも、ご近所がグリホサート入り除草剤を使うことがあるかもしれません。
環境や健康を破壊しないために、
テスラ オイスタープレート大を、お住まいに置いてください。
水が汚染されるかもしれない場合は、
テスラ ウォーター・キットを、水道管にお付けください。
ニコラ・テスラの技術、テスラ製品のエネルギーが、本来の自然の状態に戻してくれます。
お出掛け先で、グリホサートが散布されているかもしれませんので、影響を受けないよう
大人は、テスラ トラベル・プレート、お子さんは、テスラ ポケット・プレートを持って、お出かけください。
そして、デトックス(解毒)を促し、免疫力を落とさないよう、胸腺に、24時間中24時間、テスラ・ペンダントを着けていてください。
日本も、消費者が意識して、有害な除草剤を使わなくなれば、病気が減っていくのではないでしょうか。
PS:日本でもこういった動きがあります。https://www.facebook.com/events/2578232235537447/
「国会議員の毛髪検査」
お得なセットは・・・